Pūjā

  • Pūjā(プージャー)とは
  • 準備するもの
  • 手順
  • 3つの行い

Pūjā(プージャー)とは

毎朝お祈りの儀式をすることで、祈っている目の前のイシュタ・デーヴァターに対して最も愛おしい想いをそこに呼び起こすと同時に、自分の中に愛が満ち溢れる状態を作り出します。そのお作法や祈りの詩句を唱えることなどに間違いをなくすよう修正する習慣をつけることによって、日常生活で関わり合う人や場所など、あらゆるもの全てが祭壇に変わり、全ての行いが儀式になっていきます。
それによって自分自身の心が浄化され、全てに同じ神を見る綺麗な考えを養っていきます。

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準備するもの

  1. vigraha(iṣṭa-devatā)(ヴィッグラハ):好きな神の像など
  2. dīpa(ディーパ):最初に灯すランプとそこから炎をもらい灯すランプ
  3. akṣata(アクシャタ):ターメリックをまぶしたお米
  4. pañcapātra(パンチャパーットラ):聖水を入れるスプーン
  5. candana(チャンダナ):サンダルペースト
  6. kuṅkuma(クンクマ):クンクマ(女神を表す赤い粉(ターメリックパウダー))
  7. dhūpa(ドゥーパ):お香
  8. vastra(ヴァストラ):衣装
  9. ābharaṇa(アーバラナ):装飾品
  10. naivedya(ナイヴェーッデャ):食べ物(新鮮な果物や、炊き立てのご飯)
  11. tāmbūla(タームブーラ):木の実
  12. madhuparka(パドゥパルカ):甘いお菓子
  13. puṣpa(プシュパ):お花
  14. ghaṇṭā(ガンター):ベル
  15. karpūra(カルプーラ):樟脳

手順

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Pūjāの道具一つ一つにcandanaとkuṅkumaを塗布し清めます。

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dīpaに火をつけるところから儀式が始まります。

マントラを唱えながらprāṇāyāma(プラーナーヤーマ)、調気法を行い心を整えsaṃkalpah(サンカルパ)、祈りの言葉と共に目的を宣言します。

祈りの言葉を唱えながらお花を捧げ、水やベルで大地や空間を清めます。
お水を祈りで清め、その聖水で道具や自分自身を清めます。

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神を呼び起こす16のステップのおもてなしをします。
花やakṣataを捧げ、足や手を洗う聖水を捧げます。

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お水やmadhuparkaを捧げます。
沐浴の聖水を捧げ、丁寧に体を拭き衣装と装飾品を捧げます。

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candanaとkuṅkumaを眉間に捧げます。

お花とマントラを捧げます。心にその神を想い起こし愛おしさを満ち溢れさせます。
その時の祈りの対象となる神を讃えるマントラを唱えます。

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最初に灯したdhīpaから、もう一つのdhīpaに炎をもらい、もらった方のdhūpaを捧げます。
知識は光に喩えられており、無知という暗闇を知識の光で灯してもらう儀式で、guruから知識を授かるという意味が込められています。

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naivedyaを捧げ、お水とtāmbūlaも捧げます。

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儀式のメインでもあるkarpūranīrajanaでは、karpūraに火を灯して呼び起こしたiṣṭa devatāを照らし出し、神の本質を知識の光で見るための儀式です。vigrahaにその炎をかざし、祭司を務める自分自身や参列者にも同様にかざします。

神に捧げるślokaを唱えます。

敬意と感謝の気持ちを込めて神殿や偶像の周りを歩くことをpradakṣiṇa(プラダックシナ)といいます。ここではその場で3回右回りに周ります。この一歩一歩が全ての罪を取り払い望ましい結果を得るための儀式です。

その場で神に平伏すnamaskārā(ナマスカーラ)を捧げます。

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お花を捧げ、元の場所に戻っていただきます。
最後に間違いがあったことのお許しを乞う祈りの言葉を唱えます。

全ての所作に祈りの言葉がありますがここでは省きました。


捧げた食べ物は神から与えられたprasāda(プラサーダ)として私たちがいただきます。神から与えられたものは必ず受け取らなくてはいけません。嫌いだからといって食べないことはrāga(ラーガ)とdveṣa(ドヴェーシャ)になります。もし疾病を抱えているなどの理由があれば、ほんの少しいただいて他の人に分け与えることをします。

是非ヴェーダーンタを学びたいと思われた方や、お祈りに興味を持たれた方は、pūjāを始めてみましょう。
早朝クラスの前に行っていますが、satsaṅgaやcampの時にもありますので、覚えてご自分でも実践してみることをお勧めします。全部を完全にこなせなくても、毎日のお花だけ、食べ物だけ、祈りの言葉だけでも捧げることから始めてみて下さい。

Karma、行いには3つのレベルがあります。

これら全てを使った行いがpūjāです。神に捧げる行いを毎日の習慣にしながら、日常生活の全てを祭壇に見立てて、人と関わることや仕事や家庭などでやるべきことを行う上で、この3つを同時に神に捧げ、全てを神からのギフト、prasādaとして受け取れるように成熟させてくれます。

3つのレベルの行いでもあるpūjāがもたらすのは、たくさんの良い行いの結果、puṇyaです。それによって最も望ましいものに到達するための考えの浄化、antaḥ karaṇa śuddhi(アンタハカラナシュッディ)を得ることができます。

 
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